パッション / The Passion of The Christ (2004) ★☆☆☆☆

メルギブソン様が天の啓示を受けてお作り遊ばしたという、天下のジーザスモノ映画。アメリカではDVD発売と同時に馬鹿売れという人気ぶり。どっかの州のバーチャンがこの映画を見てたときに心臓麻痺かなんかで死んだりと色々お騒がせだったのでずっと気になってました。

近頃ね、もうこういうのに何のロマンも感じない。ロードオブザリングも面白いと思えない。いや、ロードオブザリングは少なくとも散財的映像美があるからまだ良いとして。本当につまらない映画ってまだあるんだなあ。映画見てるとき小便に立ちたくないっていう気持を棒高跳び的に飛び越えて、早く観終えてしまいたくて思わず拳を握ったよ。手に汗握るつまらなさ。

評価できる点は、非常にセンシティブなテーマをまっすぐに描ききっているというとこ。それだけ！はい帰ってよしー